社内ばかりとつき合っていると、勤め先の会社の世間から見た本当の評価がわからなくなることがあるし、自分の市場価値もわからなくなる。社外のビジネスパーソンには、取引先など仕事の関係先と、同業他社、それ以外に、まったくの異業種の三通りがあり、交流を深めるうえではそれぞれにメリットがあるが、特に重要で、意識的につき合いたい相手は、同業他社の、特に同年代くらいの人間だ。自分と同じような仕事をしている他社の人々は、どのような内容の仕事をしているのか。
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仕事の仕方には、どんな特色があるのか。これらがわかると、自分の仕事の仕方を改善するヒントになるし、自分が他社でも通用するかどうかを探るヒントにもなる。社外にも通用する人材価値を持つためには、自分が勤めている仕事のやり方だけではなくて、他社の仕事の仕方、もしあれば、自分の職種として標準的な仕事の仕方を身につけていることが求められる。今転職を考えていないとしても、自分の仕事を、社外の人にもわかってもらえるような「職務経歴書」にまとめるとすると、どうなるか、という意識を持って仕事をすると、単なる仕事の経験を、対外的に売れる「スキル」に昇華させることができるようになる。営業、経理、あるいはシステムの仕事でも、同業種の仕事は、大まかには共通だが、それぞれの会社独特の仕事の進め方が何割かある。「同じ仕事を、他社でやるとすると、自分は、何を知らなければならないか」ということを意識しておくべきだ。そうした意識を持っていると、自社の仕事の仕方の改善点も目につきやすくなるし、転職の際の面接もスムーズになる。